08逆パワー・ドリル[3]  1本足打法

世界中のさまざまな練習の中で最もすぐれたベスト・オブ・ドリルを選ぶとしたら、何が選ばれるのでしょうか。私なら迷うことなく、1本足打法です。

1本足打法は「体でヘッドを返すスウィング」を習得するためのヒントがいろいろ詰まったスグレモノの練習です。勝手な想像ですが、野球の王監督やイチロー選手は1本足で打つことによって、知らず知らずのうちに体幹の筋肉の力を最大限に引き出すコツをマスターしているような気がします。

練習は、ボールは置かず、素振りで行います。

  1. まず、テイクバックし、そのとき右足1本に体重をのせて、フラミンゴの姿勢をとります。
  2. 次に左足を大きくステップして踏み込みます。
  3. 左足をベタッと着地させたとき、肩が開くのをググッとこらえるのが最大のポイントです。
  4. そして、軽くダウン。

左足が地面に着くとき、肩が開くと1本足ではまったくスウィングにならないことを理解してほしいです。肩を開かないようにするには、体幹の筋肉をどう使えばよいのかを自然に体で感じてもらえると思います。

野球との違いは、野球ではステップした後、腰も肩も開きますが、ゴルフでは腰は開いても、肩は開かないことです。そのためには、ゴルフでは切り返しで肩の回転を抑える動きが必要になります。これがゴルフのむずかしさであることを理解してください。自然にスウィングすれば野球のようになり、そのままのスウィングではゴルフの場合、肩開き打法になってしまいます。そこで、肩を開かないために、野球以上に踏み込んだときの抵抗が重要になります。野球以上に肩の開きを抑える動きを体幹でおこなわないと、タメ打ちにはなりません。

スウィングのリズムを「チャー・シュー・メン」と仮定すると、「チャー」の部分がテイクバックからフラミンゴまで。「シュー」の部分が左足の踏み込み。「メン」でダウンスウィングです。このとき「シュー」の部分をとくに重視して、ゆっくりと確実にしかもパワフルに体幹の筋肉を使って行うのがコツです。

足の裏が地面につくところをスローモーションにように感じてください。左足を着地させ、徐々に体重を移し、50:50まで移します。そのとき肩が開こうとするのは当たり前ですが、とにかく開かないように耐えると、結果的に平行移動の理想的な切り返しの形になります。

これらの一連の動作がきちんとできていないと、1本足打法ではなかなか打てないところが、このドリルのすぐれている点です。いつの間にか、大きな筋肉の使い方がわかってしまうというわけです。

リズムよく、やってください。

“08逆パワー・ドリル[3]  1本足打法” への1件の返信

  1. 肩を開かないで玉を打つ。開かないとたまに当たらない気がしますが、腰が回っていれば当たるんですよね♪

    そうなると、いつもと感覚が変わって振り遅れているイメージになりますね。これが怖くて手を使う。

    悪循環ですね。

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